修理 取引き先・業者

工場における補修工事の見積もり依頼を解説します!

見積もり書外カバーと見積書

どうも!ダイスケです。工場での補修工事を行
う際には事前に見積もりを取り、工事を進めて
いきますが、そこで行う見積もり依頼・交渉な
どではどんな感じ行っているのか?ダイスケの
工場の例を参考に解説したいと思います。 

予算取りをするため業者には見積もりを依頼する!

まずは工事を行いたい設備の費用がどのくらい
かかるか、取り引き先の業者に見積もりを依頼
します。                 

ダイスケの工場では費用が200万円以上はか
かりそうだなという工事は設備の補修計画に入
れておいておきます。           

年間予定で上期(4月~9月)に行うか、下期
(10月~3月)に行うかなど、この設備はこ
の時期に工事を行うか?と、あらかじめ決めて
おきます。                

例えば、上期中に工事を行いたい場合には、遅
くても1月の年始めくらいまでには業者から見
積もりを入手しておかないといけません。  

とりあえず一発目の見積もり依頼は「この工事
をやりたいと思っているので、おおまかでいい
ので、見積もりをお願いします」と、そんな感
じで伝えます。              

その後、見積もりが届いたら工場長へ提出し、
お願いしにいきます。そこから社長へ稟議書を
提出して許可がおりればOK🙆となります。 

ちなみにこの稟議書(りんぎしょ)というのは
、物品の購入や工事を行う際に会社に承認を得
るための書類を言います。         

多くの場合は複数人の責任者の承認をもらうこ
とで許可がおります。           

この仕事を任され始めた頃の話なんですが、最
初は稟議書って何?で意味が分かりませんでし
た。                   

生産ラインの現場で働いていた頃はそんな言葉
はまず聞かないですからね。事務所側で仕事を
するようになってから初めて知りました。  

これから工事などを担当する方などは、覚えて
おくといいと思います。          

工事内容によっては複数の業者から相見積もりを取る

一枚の見積書

また、相見積もり(あいみつもり)と言って、
複数の業者から同じ条件で見積もりを取りま
す。                   

こうすることで、費用が安い・高い、または工
事内容の比較ができます。1つの業者だけであ
ると、その金額が適正かどうかも分からないで
すからね。                

そこで費用はこっちの業者が圧倒的に安いから
こっちにしようかでもなく、そこはよく精査し
たうえで決定を行います。         

実際に苦い経験がありました。金額が安い業者
に工事を頼んだところ、内容はひどく、後から
不具合が出て、やり直した例もありました😓 

特に注意したいのが、初めて使う業者ですかね
。実際に行った施行例とか実績をよく把握して
、よく検討をしないといけないです。    

うかつに手を出すととんでもない目にあいます
ので。自分がリアルにその経験をしてしまった
ので、それ以降はほんと慎重になりました。 

あとは実績のある業者のほうが金額的に高い場
合には、安い業者の見積もりを引き合いに出し
て、もう少し安くしてくれませんか?と、お願
いすることもありますね。         

ただ、事前に業者には相見積もりで、この工事
の話は検討させてもらっていますと言っておく
といいと思います。            

見積もり内容をチェックする!

電卓をたたく作業着を着た男性

さて、稟議書の許可がおりたら、次は工事日を
抑えにいきます。             

たいがいは工場が稼働していない休日を利用し
て行いますが、場合によっては製造ラインとス
ケジュール調整を行い、平日にラインを止めて
もらうこともありますね。         

そこはうまく生産を落とさずに、生産・メンテ
のバランスを取っています。        

それで、日程を抑えたところで、次はおおまか
に提出してもらった見積りの内容をよく確認し
ます。                  

確認するうえで大事なのが、余計な項目が入っ
ていないかですかね。たまに内容がよく分から
ないものが入っていたりするので、そこは確認
しにいきます。              

納得できる内容であればいいんですが、あとあ
と工場長に突っ込まれたりしますからね。  

ほんと細かい工場長であると、これは何だ?ど
うしてこうなるんだ?何で?何でのオンパレー
ドになります💧              

以前にそんな工場長がいました。当時はほんと
会社に行くのが嫌でしょうがなかったですね。
まだ、自分がこの担当を任され始めた頃です。

自分の部署はどうしてもたくさんのお金を使う
ので、毎回話を持っていくのが面倒でした。 

その工場長がよく言っていたことがこんな感じ
になります。               

「業者から見積もりをもらったら、そのままハ
イどうぞ!と渡すのではなく、自分でよく精査
したうえで、これこれはこういう理由でこうな
りますと、きちんと全部説明できないといけな
いぞ」と、言われました。         

また、自分の身になってお金を払う意識で考え
ろとも言っていましたね。         

言われてみて、たしかにそうだなと思い、それ
以降はそれを意識して行うようにしました。 

まあ、今となってはいい勉強をしたなと思いま
す。だいぶ鍛えられました。        

それがあったお陰で、上司を納得させるにはど
う話を持っていったらいいかを学んだので、今
では物事がうまく進みます。        

内容を精査したあとは、ベストな金額で見積もりをお願いする!

都市の背景に写った金額のマーク

そんな感じで、見積もり内容をよく精査し、理
解したうえでこの工程は省こうとか、この部品
はやはり交換しといたほうがいいかな?と追加
したりして、再見積もりをお願いします。  

あとは金額のほうもベストな形でお願いし、最
終金額が出た段階で注文書を発行します。  

ここで大事なのが、あまり強引な値引き要請は
しないことでしょうか。          

業者側も値引き額はここまでと決めていますし
、やり過ぎると次回からはそれを見越して、多
めの金額で見積もりを出してくると思います。

また、対応にも変化が現れあまりいい対応を取
ってくれなくなったりするんではないでしょう
か?                   

そう言った話も耳にするので、注意したほうが
いいですね。ほどほどにです。       

相手も商売ですからね。やはりある程度のとこ
ろで抑えて、お互いが気持ちよく取引きできる
ようにしないといけないです。       

こんな感じで進める見積もり依頼の話でしたが
、いろいろと各業者さんにはお世話になってい
ます。今後も付き合いを大事にしたいですね。


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