こんにちは！工場で危険物保安監督者の業務を
行っているダイスケです。今回は工業系の資格
で人気の高い危険物取扱者乙4類（乙4）の資格
についてのお話をしたいと思います。この乙４
の資格を持っていて役に立つの？と思う方もい
る事でしょう。そこで今回は私が乙４の資格を
持っていた事で、役に立った事をみなさんにお
伝えしたいと思います。
乙４の資格を持っていた事で、転職に役に立った！
私の場合であると、転職時に有利になった事で
しょうか。現在勤めている会社になります。
面接時に工場長が私の履歴書を見て、こんな事
を言ってきました。
「あなたは資格を何個か持っているみたいだけ
ど、危険物の資格も持っているんだね。うちの
工場でもいろんな危険物を扱っているよ」と。
一番最初に履歴書の資格一覧に目がいったので
しょうか。この工場で活かせる資格があるねと
言ってくれました。
話を聞いてみると、自家発電機の燃料で使用す
る重油や機械装置で使用する潤滑油、その他で
は灯油や塗料など、たくさんの危険物を扱って
いるとの事で、社内で危険物の資格（乙４）を
持っている人は１人だけという事でした。
意外にも資格を持っている人はいないんだなと
思い、もしかしたら有利になるのではと思いま
した。
面接もしっかり自分をアピールでき、工場長に
も好意的に受け取ってくれた感じであったので
大丈夫かなと。
その数日後、会社側から連絡がきます。
「採用したいので、来週にでも会社に一度来て
くれるかな？うちの社長にも会ってほしいので
お願いします。」との連絡でした。
社長と会って話しをするのには、ちょっと緊張
するなあとは思いましたが、とりあえずほっと
しましたね。連絡が来るまでは落ち着いていら
れなかったので。
その後ですが、社長との面接も無事に終わり手
続き等を済ませて、正式に社員として採用され
ました。
危険物の保安監督者に選任される
採用された理由はいろいろとあると思いますが
、複数の資格を持っていた中で、乙４の資格を
持っていた事が有利になったのではないかと思
います。
理由としては、私がその後に危険物の保安監督
者に選任された事でしょうか。
工場には重油が入っている屋外貯蔵タンクがあ
り、保安監督者を１人選任しておかなければな
りません。
そこで選任されていた保安監督者の人は、本社
の工場から出向しており、期限付きで帰る事に
なっていました。
ちょうどタイミング良く、私が入社した数年後
に前任の担当者と私がバトンタッチする形にな
ったのです。
会社としても最初から私を後任として考えてい
たかどうかは分かりませんが、いずれにせよ会
社側と自分にとっても都合が良かった形になり
ます。
乙４の資格保有者が前任の担当者だけだったと
いう事が有利に働いたのかなと。私が入社しな
かった場合であれば、在籍している社員に最初
から資格を取らせておくと思います。
もしかしたらみなさんも乙４の資格を持ってい
る事で、就職・転職先で役に立つかもしれませ
ん。ほんと持っていて良かった資格です。
危険物を使用している工場は数多くあるので、乙4の資格は役に立つ！
私は転職を３回ほど行いましたが、各工場には
必ずと言っていいほど危険物がありました。勤
務していた時の状況を思い返してみると、以下
の１～５の物を取り扱っていました。
１、灯油（第二石油類）
・ボイラー燃料・ストーブ燃料・機械洗浄
や部品洗浄で使用・温水洗浄機の燃料で
使用。
２、ガソリン（第１石油類）
軽油 （第２石油類）
フォークリフトの燃料で使用。
３、重油（第３石油類）
自家発電機（ディーゼル発電機）の燃料で
で使用。
４、潤滑油（第４石油類）
ディーゼル発電機のエンジンオイル・エア
ーコンプレッサーのオイル・機械装置のギ
ヤオイルで使用。
５、塗料・シンナー（第２石油類）
建物の塗装や機械装置の塗装で使用。
この上記の物以外にも細々とした物がたくさん
ありましたが、一般的な物をリストアップしま
した。
見ていただくと分かると思うのですが、製造工
場であればどの工場にも置いてありそうな危険
物ですね。
ちなみにですが、乙４の資格は危険物全体の約
８０パーセントを管理できるので、かなり有効
な資格だと言えます。
この事から危険物の取扱いの知識がある資格保
有者は重要視されるのではないでしょうか？
ぜったいに持っていて役立つ資格なので、ぜひ
オススメしたい資格です！