購買仕事

【購買の仕事】工場での購買の仕事はどんな感じで行っているのか?お話しします。

2021年6月19日

請求書と千円札と小銭

どうも!ダイスケです。工場では生産するのに
必要な原材料や部品、備品や消耗品を社外から
購入したりしますが、それが購買の仕事になり
ます。以前に自分がその業務をしていた時期が
あったので、購買の仕事がどんな感じで行って
いたのかをお話ししたいと思います。    

工場での購買の仕事は?

購買の仕事は工場の稼働に必要な物を社外から
購入することですが、ダイスケの工場では製品
の元となる原材料以外は、すべて購買部門のほ
うで社外から購入を行っています。     

購入品は設備を稼働していくのに必要な燃料、
、製品の仕上げ工程で必要な薬品類、設備の導
入や入れ替え、部品の購入、外部業者による加
工・修理などがあり、それらを発注しています
。                    

つい、うっかり手配漏れをしていた時なんかは
大変ですね。へたしたら工場のラインがストッ
プしてしまうので、けっこう冷や汗ものです💧

過去にそんな冷や汗をかいたことが何回かあり
ましたが、幸いにも工場のラインをストップさ
せることはなかったです。         

まず初めに見積もりを取る!

購買の基本なんですが、まず初めに購入を行う
際には見積もりを社外業者から取ります。  

状況に応じて数社から相見積もりを取ったり、
一社のみで見積もりを取ったりと、やり方は様
々です。                 

定期的に購入している物や、おおよその値段が
分かっているものについては、あえて見積もり
は取りませんが、初めて購入しようとする物、
値段が高い物、値段の検討がつかないものは必
ず見積もりを取ります。          

これがほんと大事で、物により 「これはそん
なに高い値段がする物ではないだろう」 とい
う物が、予想を外れてとんでもない高額な値段
であったりします😲            

見積もりを取らず、先走って注文をしてしまっ
たことはないですが、何回かそんな危ない目に
合いそうになったことはありました。    

そこを注意しておかないと、後で痛い目に合い
ます。                  

面倒だなと思う時もありますが、「とりあえず、
見積もりを取る!」の形で必ず行っていくこと
懸命です。                

これから購買を担当する方はその点に注意し
て頂くといいでしょう。          

見積もりの後は値引き交渉!

電卓を持ち打ち合わせをする2人のビジネスマン

見積もりを入手したら、次は値引き交渉になり
ます。                  

値引き交渉も購買では大事なことで、工場での
購入品の数はとても多いので、削減できる費用
もけっこうな額になります。        

会社としても余計な支出はできるかぎり抑えた
いですからね。              

交渉もやり方次第で、大きく値引き額が変わっ
たりもします。              

やはり、「値段のほうで少し協力してほしい」と
いう気持ちを言葉に出してストレートに伝える
ことが重要でしょうか。          

「何とかお願いします🙏!」の気持ちを込めるこ
とです。相手にも伝わり、協力しようかとなる
ことが多いです。             

ただ、ここで注意しないといけないのが、「もっ
と安くしろ!もっと安くしろ!」と値段をどんど
ん下げていくやり方ですね。        

業者さんのほうでも、下げる値段はここまでと
決めているでしょうし、やり過ぎると最悪は 
「もうごめんなさい。他で買って下さい!もう
けっこうです」となる恐れがあります。   

相手も商売ですからね。儲けもないとやってい
けないので、やり過ぎは禁物です❌     

あと大事なのが普段からの付き合いですかね。
良きビジネスパートナーだということを頭にい
れて付き合っていけば、できる限りの協力はし
てくれます。               

注文書発行

発注書の封筒、電卓、印鑑、シャープペン

次は注文書の発行です。見積もりの内容をよく
確認した上で、注文書を作成していきます。 

きちんと物の名称、型式等、数量、納期、見積
もり書№も記載して発行します。      

見積もりの内容によっては、分かりにくい内容
であったりすることもあるので、補足として注
意書きというか、絶対に間違った物を納品しな
いよう記載しておくこともします。     

特に重要な物に関してはそんなことを行います
ね。物によっては納期が数ヶ月から半年とかか
る物もあり、違う物が納品されたら振り出しに
戻ってしまうからです。          

実際にですが、間違った物を納品されて予定し
ていたことを進められなかったり、最悪は製造
ラインをストップする羽目になったことがあり
ました。                 

業者さん側のミスではあったのですが、結局の
ところ一番困るのは、購入する側の自分達にな
ます😓                 

その件があってからは、電話での打ち合わせ以
外に、書面での記載をしっかり行うようにしま
した。その後は大きなトラブルは起きていませ
ん。                   

物の納品と受領

次は物の納品になりますが、注文書通りの物が
きちんと納品されているか確認を行います。物
が合っていれば受領印を押して完了ですね。  

また、物が希望通りの日に入ってこない、納期
が少し遅れそうだという時もあります。   

あらかじめ希望通りの日に入ってこないと困る
物は、早めに連絡を入れて納品できるか確認を
を行います。               

やはり、こちらとしても心配ですからね。何か
あったら急かされますので。        

請求書処理

予定通り物が納品されれば、残りは業者さんか
らの請求書が送られてくるので、それらの処理
を行います。               

これがけっこう面倒なんですよね。     

締め日になると、どっさりと請求書が送られて
くるので、その処理に追われることです。  

そこで起こる面倒なことは、請求書を期日まで
に送ってこない、請求書の金額が見積もりの金
額と違っていたりすることが、けっこうあるか
らなんです。               

請求書の金額が一円違うだけでも、きっちり処
理を行わないといけません。そこは銀行の社員
が行うことと一緒です。          

そんな時は新たに再発行してもらい処理を行い
ます。                  

で、請求書の処理がだんだんと遅れる訳ですが
、遅れたら遅れたで、その先で最終処理を行う
経理から 「まだですか?」 と、尻を叩かれる
ので、けっこうシンドイですね。      

もちろんスムーズに処理を行える月もあります
が、そんなことが度々ありました。     

購買の仕事は企業活動での役割は非常に重要!

そんな感じで、請求書の処理を終えて、翌月か
数ヶ月先には業者さんの口座にお金💴を振り込
んで完了となります。           

ざっくりと購買のお話しをさせてもらいました
が、いかがでしたか?           

少しは購買の仕事内容がどんな感じかをつかめ
たと思います。              

大変な面もありましたが、自分はけっこう楽し
く仕事していましたね。          

購買の仕事をやってみて良かった点としては、
いろんな業者さんとの関わりができたのと、お
金の面で勉強になった、たくさんの物を知るこ
とができて良かったことでしょうか。    

また、製造現場からは 「納期に間に合わせて
くれてありがとうございます!ほんと助かりま
した!」 などの声ももらうので、こちらとし
ても役に立って良かったなと思うことが度々あ
りました😉               

やりがいはある仕事だと思うので、興味がある
方は一度その道に進むのもありかも知れません
ね!                   

                                                      




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